●設立の経緯
北海道東部に位置する釧路湿原は、日本で最初に指定されたラムサール条約登録湿地です。1993年には釧路湿原を抱える釧路市において、ラムサール条約の第5回締約国会議が開催されました。
この会議の開催期間中、通訳やエクスカーションでのガイドなど、多くの地域住民がボランティアとして会議開催に協力しました。当時、地球サミットなどで、環境保全への一般市民の関心の喚起と行動参加の方策を世界中で模索していた時に、釧路地方の住民の湿原保全への熱い関心と積極的な行動が、会議参加者等から高く評価されました。
この会議を契機として高まった湿地保全と国際交流の気運を活かし、会議開催地として地方の立場で湿地保全のための国際協力を進めるために、その活動拠点として、1995年に釧路国際ウェットランドセンターが設立されました。

 ●活動の目的
釧路地方は、釧路湿原をはじめ厚岸湖・別寒辺牛湿原、霧多布湿原、阿寒湖という、ラムサール条約登録湿地として国際的にもその重要性が認められた4つの湿地を抱えています。
釧路国際ウェットランドセンターは、釧路地方の豊かな自然、充実した施設等を活用し、関係機関の支援のもとに、地域レベルでの保全への取組みと賢明な利用の推進をはかるとともに、地球規模での環境保全に寄与することを目的としています。

●活動内容
KIWCは国際会議やワークショップ、研修などを通じて、地域・国を越えた「協力ネットワーク」を展開し、湿地保全等に関する情報・技術の交換を積極的に行っています。
○湿地生態系保全に関する研修コースの実施
○湿地環境及び生物多様性保全に関する会議・ワークショップの開催
○湿地生態系モニタリング調査の実施及びデータベースの構築
○湿地の管理に関する技術開発及び助言
○湿地の保全とワイズユースの普及啓発・出版事業の実施
○湿地エコツーリズムの検討・プランニング及び情報提供
○国際協力の推進及び他の機関との協力・連携
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●組織構成

●構成
[関係市町村]
釧路市、釧路町、標茶町、鶴居村、厚岸町、浜中町
[関係行政機関]
環境省釧路自然環境事務所、
北海道釧路支庁
[教育機関]
関係市町村教育委員会、北海道教育大学釧路校、釧路公立大学
[関係団体等]
日本国際湿地保全連合、(財)自然環境研究センター、釧路自然保護協会、
釧路商工会議所、専門家代表