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  • 2022-02-14 一般向けの活動 > No.87 JICA課題別研修「生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)による湿地と周辺地域の生態系保全と流域管理と地域開発」研修 コロナ感染拡大の為リモートにて実施しました
    2022年1月24日から2月14日まで、新型コロナウイルスの感染拡大により、リモートで研修を実施いたしました。キューバ、エクアドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、パラグアイの7か国から10名の研修員が参加しました。
    この研修の目的は、既存の生態系を活用した防災・減災の方法を学ぶことです。JICA北海道センター(帯広)から当センターが研修を受託し、実施しています。
    研修員は講義動画を通じて、釧路湿原が持つ防災減災の機能や海岸林が持つ防災の役割、自然再生を目的に造成されたアザメの瀬、耕作放棄田を利用した保水機能と流出抑制効果など、各地域の事例を参考に自然の持つEco-DRRの機能と役割を学びました。最終日は研修中に習得した知識をアクションプランで発表し、研修員同士で情報を共有することができました。