2004年度JICA「自然公園の管理・運営と利用(エコツアー)」研修の実施

JICAエコツアー研修 2004年8月23日から10月1日まで、JICA(国際協力機構)「自然公園の管理・運営と利用研修」がJICA北海道国際センター(帯広)を研修実施機関、KIWCを受け入れ機関として実施されました。 集団研修として3回目となる今年度は、6カ国(ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、中国、キルギス、ネパール、スロバキア)7名の、観光や環境保全に係わる中堅行政官を迎えて、おもに東北海道にて体験実習を主体としたエコツアー事例の紹介や、自然公園制度やエコツーリズム理論に関する講義、環境教育現場の視察など、自国におけるエコツーリズムの導入と活用に役立つ、 さまざまなプログラムを実施しました。 また、研修場所を京都にも求め、文化遺産を利用したエコツアーの事例を学びました。
毎日頭と体を使う研修がひと月以上も続きましたが、平均年齢28歳の研修員達は、その若さと好奇心で、元気にすべてのプログラムを修了しました。


オーストラリア姉妹湿地訪問団の釧路地方訪問

オーストラリア姉妹湿地訪問団の来釧 オーストラリアのクーラガング湿地群と道東のラムサール湿地が姉妹湿地の提携を結んでからちょうど10周年となる2004年に、9月24日から27日まで、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ポートスティーブンス郡より、19名の市民からなる姉妹湿地訪問団が道東をおとずれました。オーストラリア姉妹湿地からの訪問は、今回で3度目となります。
訪問団は、学校ぐるみで湿地の保全とその技術開発に力をいれている北海道標茶高校や、地域の人々が中心になって保全活動を展開している霧多布湿原などを訪れ、活発な意見交換をおこないました。また、市民レベルでの交流を今後さらに深めるため、釧路地域の国際交流団体等の関係者との交流会や、市民ボランティアの協力によるホームビジットなども実施されました。 交流会では、訪問団からの贈り物として、ポートスティーブンスの人々手作りのキルト約30点も披露され、参加者達からは色とりどりの布で表現されたオーストラリアの動植物の姿に感嘆や質問の声があがっていました。


釧路川河川環境観察会の実施

河川環境観察会 2004年10月16日(土)、釧路川・釧路湿原について学ぶ観察会を、(財)河川環境管理財団 河川整備基金の助成により、釧路湿原国立公園連絡協議会との共催で実施しました。 この観察会では同協議会により組織されている「釧路湿原こどもレンジャー」を対象に地元大学生のサポートを得て実施しました。約30名が参加しました。
午前中は釧路湿原北部の天然記念物地域であるキラコタン岬にて、湧き水のようすを観察しました。水量や水質を調べ、湧き水のひとつから家庭で使う1ヶ月の水量が1日でわいていることなどがわかりました。
午後からは、塘路湖畔に移動し、廃木材を利用し風車を作る工作を行いました。さらに、塘路湖からカヌーに乗り、釧路川を下るなかで、釧路湿原のようすやカワセミやカモ類などの野生生物を観察しました。 その後、達古武湖近くでNPOによる植林地(自然再生事業地)を見学しました。この観察会では、釧路川や釧路湿原の豊かな自然を様々な体験を通じ学ぶことができました。