豪州姉妹湿地公式訪問団への参加

姉妹湿地訪問 釧路市が釧路湿原国立公園指定20周年記念事業として組織した、オーストラリア姉妹湿地公式訪問団(参加者合計32名)が、2007年11月2日(金)から11月8日(木)にかけて、ニューサウスウェールズ州にある姉妹湿地・ハンター河口湿地を訪れました。訪問団は釧路市議会議員や地域の商工関係者、国際交流に関心のある市民等で構成されました。KIWCからは構成団体の代表として標茶町教育長が参加し、KIWC事務局の湿地専門家も訪問団のサポートとして同行しました。
ラムサール条約登録湿地でもあるハンター河口湿地では、長年この地で自然再生のプロジェクトを進めてきた「クーラガング湿地再生プロジェクト」のメンバーと一緒に記念の植樹をおこなったほか、地元のバードウォッチング団体や環境保護ボランティア、ハンターウェットランズセンター関係者など、多くの人々と交流しました。


JICAモンゴル「住民参加型自然環境保護」研修コースの実施

モンゴル研修 2007年11月19日(月)から12月3日(月)にかけて、JICA帯広国際センターによる、モンゴルを対象とした「住民参加型自然環境保護」研修を受け入れました。モンゴルのラムサール登録湿地・ウギノールでJICAが進めている「州水域管理モデルプロジェクト」の一環として、国・地方自治体の職員と地元関係者6名が参加しました。
研修は関東と北海道の2箇所で実施され、KIWCは北海道での研修を担当しました。漁業や馬産など地元の産業を活用したエコツアーに参加し、ツアー運営のための工夫や留意点について説明をうけたり、自然系施設の展示方法や実施されている環境教育プログラム事例を学んだりしました。
今回の研修には、2001年にKIWCよりウギノールへ専門家を派遣した際、現地での調査に協力してくれた住民も参加しており、釧路での再会を喜び合うとともに、ウギノールに関する最新の情報を共有しました。


「世界湿地の日」記念 冬のエコツアー2008の実施

冬のエコツアー ラムサール条約が採択された日を記念して定められた「世界湿地の日(2月2日)」関連イベントとして、地域住民を対象としたエコツアーを2008年2月2日(水)に実施しました。19名が参加し、釧路湿原に沿って走る冬季限定SL「冬の湿原号」で、車窓から釧路川の蛇行やエゾシカの群れなどを見学しながら、湿原の東側にあるシラルトロ湖へ向かいました。
氷結した湖面では、キタキツネやタンチョウ、エゾシカなどの足跡や食痕を探して、生き物達の行動を想像したり、雪や氷の美しさを楽しんだりしました。氷点下でも凍らない湧水の温かさや、氷が膨張してぶつかりあう時の大きな音に驚いたりしながら、北海道の厳しい冬の自然と、その中で生きる野生動物のたくましさを実感しました。湖畔では、つがいで飛来したタンチョウを実際に観察することもできました。
湖畔に湧く温泉で冷えた体を温めた後で行われた「世界湿地の日」に関するレクチャーでは、今年のテーマ「健康な湿地、健康な人々」が、事例を交えて解説されました。