7月31日㈰に、温根内の赤沼にて「JICAがつなぐ釧路と世界の湿地にDIVE⁉国際協力の世界に沼ってみない?」と題したイベントを開催しました。(JICA北海道(帯広)が主催・当センター共催)
JICAの研修内容を一般市民の方にも経験して頂くことが趣旨のイベントです。
当日は、観測史上最高気温の猛暑でしたが、8名の方にご参加いただき盛況のなか無事に終了することができました。
計3時間程の行程で、まずは新釧路川上流に設置された横堤の役割と釧路湿原の遊水・貯留効果について解説を受け、そのあと赤沼まで木道を散策して赤沼のそばにある“やちまなこ”に入る体験を行いました。
NPO法人 環境推進ネットワーク(PEG)の照井滋晴様、深津恵太様からガイドしていただき、参加者は、湿原の様々な植物について説明を聞きながら木道を散策し、ヤチヤナギのハーブのような香りを嗅いだり、ミズゴケを触ってみてふわふわとした感触を楽しみました。“やちまなこ”にはまる体験では、底に足がつかない恐怖心のかたわら多くの方から「冷たくて気持ちが良い」という声があがりました。
普段立ち入り禁止の天然記念物指定区域に入ることができ、釧路在住者からは「はじめて経験した」という声があがり、「ぜひこどもたちに体験させたい」という中学校教師の参加者もおられました。
参加者一同貴重な経験ができ、大変有意義なイベントとなりました。
今後も継続的に普及啓発イベントを企画していきますので、ぜひお楽しみに!