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  • 2021-02-27 国際協力 > No.55 JICA課題別研修「生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)による湿地と周辺地域の生態系保全と流域管理と地域開発」研修 コロナ感染拡大の為リモートにて実施しました
    2021年2月8日から2月18日まで、新型コロナウイルスの感染拡大により、リモートで研修を実施いたしました。ベリーズ、コスタリカ、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス、パナマ、ペルー、エクアドル、コロンビアの9か国から16名の研修員が参加しました。
    この研修の目的は、既存の生態系を活用した防災・減災の方法を学ぶことです。JICA北海道センター(帯広)から当センターが研修を受託し、実施しています。
    研修員は講義動画を通じて十勝・釧路川流域の防災減災と地域の取り組み、釧路湿原の免震機能や貯水機能などのEco-DRRの事例を参考に自然の持つ防災・減災機能について理解し、その成果をそれぞれの国の事情に合わせた課題に応用するためのアクションプランを作成しました。最終日に研修員各国の今後の湿地の周辺地域と生態系保全、流域管理と地域開発に関する持続的な行動計画などを発表しました。