著者: G.V.T Matthews
原著: The Ramsar Convention on Wetlands: its History
and Development
(ラムサール条約事務局 1993年)
訳者: 小林 聡史(釧路公立大学 教授)
KIWCは、1995年、ラムサール条約25周年記念事業の一環として、ラムサール条約の成立に多大な貢献をされたマシューズ博士の執筆による「The Ramsar Convention on
Wetlands: its History and Development」(ラムサール条約事務局刊行)を小林 聡史KIWC技術委員(当時ラムサール条約事務局スタッフ、現在、釧路公立大学教授)の翻訳により出版しました。
同書には、ラムサール条約がどのような条約なのか、どのように成立したのか、条約の基本とする精神、登録湿地、発展経過等を簡潔にとりまとめています。
著者:Edward B. Barbier, Mike Acreman,
Duncan Knowler
原著:Economic Valuation of Wetland:
a Guide for Policy Makers and Planners
(ラムサール条約事務局 1997年)
訳者:小林 聡史(釧路公立大学 教授)
KIWCは、「ラムサール条約 その歴史と発展」(1995年)の発刊に続き、2000年「湿地の経済評価」を翻訳、出版しました。
同書は、釧路公立大学 小林 聡史 教授が中心となり、バービア博士らの執筆による「Economic Valuation of Wetland:a Guide for
Policy Makers and Planners」を日本語に翻訳したものです。
原著は、1996年にオーストラリアのブリスベーンで開催された、第6回ラムサール条約締約国会議で採択された「湿地の経済的評価に関する協力の促進」という勧告に基づいて、1997年にラムサール条約事務局から出版されました。
この本の目的は、湿地の経済評価にどんな可能性があるのか、また、どのように湿地の経済評価が行われるべきかという問題について、行政機関、研究者、湿地保全に係わる人々にヒントを提供することです。さまざまな評価方法の詳しい説明及び湿地評価研究の事例とともに、評価結果を湿地に係わる政策決定の場において具体的に役立てるための指針が示されています。