2021年8月17日から8月31日まで、新型コロナウイルスの感染拡大により、リモートで研修を実施いたしました。パラオ、ホンジュラス、ベトナム、ジョージア、モンゴルの5か国から7名の研修員が参加しました。
この研修の目的は、地域の自然・文化資源の保全とその持続的利用を可能にするツールとして、地元住民が参画するエコツーリズムの施策を学ぶことです。JICA北海道センター(帯広)から当センターが研修を受託し、実施しています。
研修員は、自然の恵みと従事者が取り組む中での関連性について学びました。 研修の講義動画では、野生生物の目線や行動を体感するエアトリップを通じて環境保全や野生生物保護について啓発するプログラムや、セグウェイの体験を通じてその土地の地形、自然、農村風景、農産物を環境資源として活用する視点と手法などの事例を学びました。最終日に、研修員がそれぞれ環境保全の必要性やその手法について説明し、持続的なエコツーリズムの実施に必要な仕組みや技術について習得したことを発表しました。